
心理学の定義には諸説ありますが、最も一般的なものには「心」の働きや仕組みを科学的に研究する学問であります。
心理学では他の諸科学と異なり「心」と言う目に見えない、触れる事に出来ないものを対象としています。
そのため、客観的に観察可能な言葉、表情、動作、態度などの行動を科学的なものとして研究対象としています。

無数に存在する要因から行動の規定因を排出し、そのメカニズムを解明することを目的としています。換言すれば心理学は「行動の科学」です。
近代になって実証主義が登場すると物質を原子や分子に分解すると言ったように人間の心的な活動にも観念に分解が可能であるとし、心とはその観念の連合であるとする考え方が生まれました。これを連合心理学と呼びます。
ゲシュタルト(姿、形態)知覚、思考、記憶、レビンの要求、情緒、パーソナリティーを解明していきます。クライアントの成育暦や家族関係、対人関係などを聴かせていただき問題の根底を突き止めて行く方法です。
精神神経科の医者が行う「治療」と、カウンセラーが行う「原因追求療法」が相互に協力して「投薬治療」が必要な場合と、クライアントの「幼少期からの出来事」、「家庭問題」、「家族関係」、「人間関係」などを面談カウンセリングでお聴きして、心理学的に原因を突き止める事。この根本療法が心理療法なのです。
忘れてしまったことの中に病気の「根本的原因」となる事が含まれている場合が多いのです。
薬物療法とともに、精神医学的治療の重要な柱である「個人療法」と「集団精神療法」に大別されます。
個人精神療法(個人を対象に行われる精神療法)
患者の心理的葛藤やパーソナリティーの部分には深く立ち入らず、受容的に話を聴いて患者の自我を支持することで、適応能力の回復を促します。
神経症性障害や軽度のうつ病、人格障害の治療に用いられます。
患者がリラックスした状態で頭に浮かぶことを自由に連想させ、治療者がそれを分析する自由連想法が用いらます。
現在では、精神分析を応用した精神分析的療法も行われています。
この場合は、自由連想はほとんど行われず、クライアントは現在の問題や症状について自由に話し、治療者と協力しながら、感情や問題を明確化させていきます。